車の購入は、人生の大きな買い物です。
初めて車を購入する方は、何を基準に選べばいいのか、わからない方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は初めての車の買い方について、詳しく解説します。
車の購入に必要な準備、車の選び方、車の購入方法、車の維持費について、
わかりやすく説明します。
車の購入は、大きな買い物ですが、慎重に検討して、自分に合った車を選ぶことで、長く愛用すること
ができます。車の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
私のおすすめの事前準備
・まずは、乗りたい車を考えましょう!(新車or中古車)
・予算を立てましょう!(現金購入orローン購入orカーリース)
・実際にお店またはオンラインで見積もりを取りましょう)
車に必要なお金
車の購入は、人生の大きな買い物のひとつです。そのため、失敗しないために、事前にしっかりと
準備をすることが大切です。ここでは、車の購入に必要な経費について説明します。
車の購入資金
車の購入資金は、車種、グレードやオプションによって大きく異なります。一般的に、数十万円から
数千万円程度かかります。車の購入資金を用意するには、貯蓄やローンを利用することになります。
貯蓄で車の購入資金を用意する場合は、車の購入を検討する前に、十分な貯蓄を積み立てておく必要が
あります。ローンを利用する場合は、車の価格とローン金利(何社か比較する事をおすすめします。)を
よく検討して、無理のないローンを組むようにしましょう。また、一般的には、車は購入(現金支払い
かローン支払い)しますが、購入ではなく車を借りる「カーリース」という買い方もあります。
車の保険
車の保険は、万が一の事故や故障に備えて加入するものです。車の保険には、任意保険と自賠責保険が
あります。任意保険は、賠償に関する補償、ご自身の補償、お車の補償をしてくれる保険です。
自賠責保険は、法律で加入が義務付けられている保険で、人身事故の損害を補償してくれます。
任意保険は、車の価格やグレード、使用目的、年齢、免許証の色などによって、保険料が異なります。
自賠責保険は、車の価格やグレードに関係なく、同じ保険料です。任意保険とは違い、どの保険会社で
加入しても保険料は一律です。
車検
車は、法律で車検を受ける必要があります。車検は、車の安全性や環境性能を保つために、定期的に
検査を受けるものです。新車(自家用乗用車)の初回車検は、3年後。それ以降は、2年毎に1回、
必ず車検を受けなければなりません。車検費用は、車の車種や年式によって異なります。
車検代の目安は以下のとおりです。
普通車:60,000円~110,000円
軽自動車:50,000円~90,000円
車の駐車場
車を保有するには、駐車場が必要です。車を新しく購入したり、所有者が変わったりしたときに、
車庫証明を取得する必要があります。車庫証明とは、車を保管する場所を証明するための書類です。
車庫証明を取得しないと、車を登録することができません。(地域によっては、軽自動車時に不要な
場合もあります。)
車庫証明を取得するには、車庫の所在地を管轄する警察署に申請する必要があります。
申請には、車の登録証明書、車検証、車庫証明申請書、車庫の図面、車庫の所有者の同意書などが
必要になります。車庫証明の申請には、通常1週間程度かかります。車庫証明が取得できたら、
車の登録手続きをすることができます。
自動車税
車を保有すると毎年必ず支払う必要がある「自動車税」があります。自動車税は、3月31日までに
車を保有されている方に対して、納付書が郵送されてきます。軽自動車は、各市町村から、普通自動車
は、各都道府県から届きます。ただし、新規で購入された方は、諸経費の中に含まれています。
軽自動車
区分 | 税金 |
自家用乗用(5ナンバー) | 10,800円 |
業務用乗用(5ナンバー) | 6,900円 |
自家用貨物(4ナンバー) | 5,000円 |
業務用貨物(4ナンバー) | 3,800円 |
普通自動車
総排気量 | 2019年9月30日 以前の新規登録 | 2019年10月1日 以降の新規登録 |
1000cc | 29,500円 | 25,000円 |
1000cc~1500cc | 34,500円 | 30,500円 |
1500cc~2000cc | 39,500円 | 36,000円 |
2000cc~2500cc | 45,000円 | 43,500円 |
2500cc~3000cc | 51,000円 | 50,000円 |
3000cc~3500cc | 58,000円 | 57,000円 |
3500cc~4000cc | 66,500円 | 65,500円 |
車の選び方
車の選び方には、いくつかの重要なポイントがあります。まず、車の用途を決めましょう。
車は、通勤や買い物、家族旅行など、さまざまな用途に使用されます。用途によって、
適した車種は異なります。
次に、予算を決めましょう。車の価格は、車種やグレードによってさまざまです。
予算に合った車種を選ぶようにしましょう。
最後に、車の性能やデザインを決めましょう。車の性能は、燃費や加速力、走行性能などです。
デザインは、好みによって異なります。
車を選ぶ際には、これらのポイントを参考に、自分に合った車を見つけましょう。
以下に、車の選び方のポイントを詳しく説明します。
車の用途
車は、通勤や買い物、家族旅行など、さまざまな用途に使用されます。
用途によって、適した車種は異なります。
- 通勤用に車を買う場合は、燃費の良い車がおすすめです。
- 買い物用に車を買う場合は、荷物が積み込める車がおすすめです。
- 家族旅行用に車を買う場合は、広い車がおすすめです。
予算
車の予算は、車種やグレード、オプションなどによって大きく異なります。一般的に、新車の
車両価格は100万円から500万円程度ですが、中古車であれば10万円から300万円程度で購入する
ことができます。車の予算を決める際には、以下の点に注意してください。
- 予算:車の購入費用は、車両価格以外にも、税金、保険料、燃料費、メンテナンス費などがかかります。これらの費用をすべて含めて、予算を決めましょう。
ローン:車の購入費用をローンで支払う場合は、月々の返済額も考慮する必要があります。返済額が無理のない範囲に収まっているかを確認してください。
車の性能やデザイン
車の性能は、燃費や加速力、走行性能などです。デザインは、好みによって異なります。
- 燃費の良い車は、ガソリン代を節約することができます。
- 加速力が良い車は、発進時や追い越し時に便利です。
- 走行性能が良い車は、高速道路や山道で快適に走ることができます。
- デザインが優れた車は、見た目がかっこよく、所有欲を満たします。
車を選ぶ際には、これらのポイントを参考に、自分に合った車を見つけましょう。
車の安全性を確認する
車の安全性は、とても重要です。車の安全性は、国土交通省が定めた安全基準によって評価されてい
ます。安全基準を満たした車は、安全性が高いと認められています。車の安全性を確認する方法は
いくつかあります。
JNCAPの安全評価をチェックする
JNCAPは、国土交通省が主導する自動車の安全性能評価試験です。JNCAPの安全評価は、
衝突安全性能と予防安全性能の2つの項目で評価されます。衝突安全性能は、車が衝突したときに、
乗員や歩行者を守ることができるかを評価します。予防安全性能は、車が事故を未然に防ぐことが
できるかを評価します。
安全装備をチェックする
車には、安全装備が搭載されています。安全装備には、エアバッグ、ABS、ESPなどがあります。
これらは、ほとんどの車に標準装備されています。ここでチェックすべきポイントは、自動ブレーキや
踏み間違い防止がついているかです。新車には、標準装備ですが、中古車の購入を検討されている方
は、この機能がない車もありますので必ず確認してください。
車の安全性を実際に試乗して確かめる
車の安全性は、実際に試乗して確かめることもできます。試乗する際には、車のハンドリングや
ブレーキ性能を確かめてみましょう。また、車の乗り心地も確かめましょう。
車の安全性は、とても重要です。車を購入する際には、安全性を十分に確認しましょう。
車の購入方法
車を買う時は、新車を買うか中古車を購入するかの2択です。新車を選んだ場合は、正規販売店で購入
(現金かローンで支払い)するか、リース会社を通してリースで購入するかです。中古車を購入する時
は、中古車を取り扱っているところで購入するか、最近はサイトを通して個人売買もあります。
サイでの取引はしたことがありませんが、トラブルなどの話を聞きますので、ご注意ください。
新車の購入
新車の購入は、車を購入する最も一般的な方法です。
メリット
- 故障が少ない
- 保証がついているので、万が一の故障にも安心
- 最新の技術や装備が搭載されている
- 中古車に比べて選択肢が少ない
デメリット
- 価格が高い
- 納車までに時間がかかる場合がある
- 車体価格の下落率が高い
中古車の購入
中古車の購入は、新車に比べて価格が安いというメリットがあります。また、新車に比べて選択肢が
豊富です。
デメリット
- 故障のリスクが高い
- 保証がついていない場合がある
- 最新の技術や装備が搭載されていない
注意点
- 走行距離や年式をチェックする
- 事故歴や修復歴(車の状態)をチェックする
- 保証がついているのかを確認する
カーリース
カーリースは、車を契約期間内、借りるサービスです。同じ借りるサービスに「レンタカー」というも
のがありますが、異なります。カーリースは、自分の好きな車種、オプション、グレード、色などを選
ぶことができますが、レンタカーは出来ません。
メリット
- 自分の好きなように新車を選ぶことができる。
- 新車補償があるので安心。
- 自動車税などがリース料に含まれるため、月々の支払いが一定額。
デメリット
- 途中解約すると違約金が発生する。
- 借りているので、所有感がない。
- 改造がでいない。
まとめ
車の購入は、決して安い買い物ではありません。現金で購入するなら、予算内に収まるようにしま
しょう。もしオーバーした場合は、ローンを組むか、カーリースか残価設定型へ変更されることも
おすすめします。ローンを最初から組むのであれば、頭金を入れるのかいれないのか、月々の支払い
は、いくらまでなら払えるのか、ボーナス払いをするのかしないのかを事前に考えておいたほうが
いいと思います。後々、後悔しないよう検討してください。
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